製品について

色見本・サンプル

色見本はどのように確認できますか?

ポーターズペイントの色見本は、PORTER’S PAINTS JAPAN 日本総代理店ショールームにて実際にご覧いただけるほか、全国の正規代理店でもご確認いただけます。
お住まいの地域に近い代理店につきましては、こちらよりご確認ください。

また、ポーターズペイントのカラーカードやサンプルは、すべて実際の塗料を使用した手塗り仕上げとなっています。

これはポーターズペイントならではの色・表情を、実物に近い形でご覧いただきたいという考えによるものです。

ひとつひとつの色に名前が付けられており、空間づくりのインスピレーションとしてもお楽しみいただけます。ぜひ実際にお手に取ってご覧ください。
ご希望の際は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

サンプルやカタログはもらえますか?

ポーターズペイントでは、多数の質感や色を取り扱っており、また印刷では本来の質感や色味を十分に表現することが難しいため、現在カタログの製作は行っておりません。

サンプルにつきましては、すべて実際の塗料を使用し、一枚ずつ手塗りで丁寧に製作しております。
そのため、物件のコンセプトやご要望をお伺いしたうえで、適切なご提案となるようサンプルをご案内しております。

また、全国の正規代理店でも同様にサンプルをご覧いただけます。
ご希望の際は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

塗装用クロス

塗装用クロスとは何ですか?
PORETER’S PAINTS専用の塗装用クロスは他と何が違いますか?
施工や購入はできますか?

塗装用クロスとは、塗装仕上げを前提としてつくられた下地材の壁紙のことです。

ポーターズペイントでは、専用の塗装用クロス「PORTER’S PAINTS PAPER」を取り扱っております。

これは、環境先進国であるドイツにて190年以上の歴史を持つ老舗メーカー ERFURT が製造する塗装用下地壁紙をベースとした製品で、パルプ素材を使用した、人にも環境にも配慮されたエコロジカルな素材です。
刷毛塗りならではの表情や、ポーターズペイントの特有の豊かな質感・陰影をより美しく表現できるよう、他社製品と比べて、表面をより滑らかに仕上げた特注仕様となっています。

「PORTER’S PAINTS PAPER」は、総代理店および全国の各代理店を通じて施工・販売しております。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

なお、専用クロス以外の下地にも塗装は可能ですが、ポーターズペイント特有の質感や陰影が出にくくなる場合があります。
また、下地の吸い込み状況によっては通常より多くの塗料が必要となることもございますので、詳細につきましては事前にご相談いただくことをおすすめしております。

下地に塗装用クロスを施工するのはなぜですか?
どのようなときに必要ですか?

ポーターズペイントの塗料は、石膏ボードへ直接塗装することも可能です。

ただし、下地の状態や求める仕上がり、長期的な安定性によっては、塗装用クロスのご使用をおすすめする場合がございます。
特に、クラック(ひび割れ)をできる限り抑えたい場合や、美しい仕上がりを長く保ちたい場合に有効です。

ただし、ポーターズペイントの塗料は、石膏ボードの上に直接塗装することも可能です。

適した下地仕様は、施工方法や使用する塗料・テクスチャーによって異なります。
また、工務店様・施工会社様の施工フローやご判断によって仕様が変わる場合もございます。

セルフペイント・施工工事いずれの場合でも、状況に応じて最適な方法をご案内いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

適切な下地処理

RC(コンクリート)下地に塗装する場合、どのような下地処理が必要ですか?

RC(コンクリート)下地における下地処理は、以下の条件によって適切な方法が異なります。

・新築か既存か
・コンクリート打放し仕上げか、モルタル仕上げ済みか
・表面の吸水性や強度の状態

一般的には、以下のような工程を想定します。

・表面の汚れ、粉(レイタンス)、油分の除去
・不陸(凹凸)や欠損部の補修(必要に応じてパテ・モルタル処理)
・吸い込みムラを抑えるための下塗り(シーラー・プライマー処理)

これらの工程を行うことで、塗料の密着性および仕上がりの均一性が向上します。

また、RC特有の表情を活かすために、あえて下地を過度に整えずラフな質感を残す仕上げを選択することも可能です。一方で、クラックの発生を抑えたい場合や長期的な安定性を重視する場合には、適切な下地調整や補強を丁寧に行うことが重要となります。

どの程度まで下地を整えるかは、仕上げたい意匠や使用する塗料・テクスチャー、施工環境、さらには工務店様・施工会社様の施工方針によっても変わってまいります。

RC下地への塗装をご検討の際は、事前に現状の状態を確認させていただいたうえでご相談いただくことで、最適な下地処理および仕上げ方法をご提案いたします。

モルタル仕上げの上に塗装することはできますか?

はい、塗装は可能です。

ただしモルタル左官仕上げは、強度があり塗装下地として広く用いられる一方で、ひび割れ(クラック)、吸水ムラ、経年による劣化や脆弱化などの影響を受けやすい側面もございます。
特に外壁のモルタル面に塗装を行う場合には、クラックや浮きの有無、下地の吸水状態、さらに立地環境(日射・雨掛かりなど)を確認したうえで、適切な下地処理をご提案しております。

サイディングの上に塗装することはできますか?

サイディングの種類によって異なります。
撥水加工が施されているものなど、塗装が適さない場合もあり、水性アクリルエマルジョンペイントの塗装可否については、各サイディングメーカーへの確認が必要となります。

また、無塗装サイディングについては、工場出荷時に表面処理や塗装が施されていないため、素材そのものの吸水性や表面性状の影響を受けやすい下地です。
そのため、サイディングの材質(窯業系・その他)、表面の吸水ムラや風化の有無、目地・継ぎ目の状態などによって、塗装の可否や適切な下地処理方法が変わります。
サイディング特有の凹凸や意匠は、左官仕上げと同様に下地の表情がそのまま仕上がりに反映されるため、意図とは異なる見え方となる場合もございます。

外壁への使用においては、耐久性・防水性・施工精度が重要となるため、施工工事でのご依頼をおすすめしております。

サイディングへの塗装をご検討の際は、下地の種類・築年数・現状写真などをもとに、事前にご相談ください。

金属面に塗装することはできますか?

適切な下地処理を行うことで塗装は可能ですが、いくつか条件がございます。

金属面は、塗料の密着性が得られにくい場合があることや、錆が発生しやすいこと、さらに素材の種類によって特性が大きく異なるといった特徴があります。
そのためポーターズペイントでは、金属面に塗装を行う際、金属の種類(鉄・亜鉛・アルミ・ステンレスなど)、既存塗膜や錆の有無、屋内・屋外といった使用環境を確認したうえで、研磨や防錆処理、適切な下塗りを含めた施工方法をご提案しております。

金属面への塗装をご検討の際は、素材やご使用環境を含め、事前にお気軽にご相談ください。

塗装できない下地や素材はありますか?

主に、ガラスや一部のプラスチックなど、表面が非常に平滑で塗料が密着しにくい素材は不向きです。

ポーターズペイントに限らず、水性塗料全般においても、ガラス・アクリル・樹脂パネルなどのような吸い込みのない滑らかな素材には、基本的に適していません。

なお、下地処理や専用プライマーの使用により塗装が可能となる場合もございますが、密着性や耐久性に制約が生じるため、仕上がりや長期的な性能を踏まえると、推奨できないケースもございます。

塗装の可否は素材そのものに加え、使用環境や求める仕上がりによっても異なります。
適した下地や別の仕上げ方法も含めてご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

すでに塗装されている壁にも施工できますか?

既存塗装の上に塗装できるかどうかは「何が塗られているか」よりも、現在の塗膜がどのような状態かが重要な判断のポイントとなります。

主に確認すべき点は以下の通りです。
・塗膜が下地にしっかりと密着しているか
・剥がれ・浮き・膨れ・チョーキング(粉化)が発生していないか
・水分や油分などの付着がないか

塗膜の密着性に問題がなければ、清掃や軽微な研磨、適切な下塗り処理を行うことで、その上から仕上げ塗装が可能となるケースも多くございます。

既存塗装が水性塗料の場合は直接塗り重ねが可能なことが多く、油性塗料の場合はポーターズペイントの「UNIVERSAL PRIMER」を用いた下地処理を行ったうえでの施工となります。

一方で、既存塗膜に劣化や浮きがある場合、そのまま塗装を行うと新しい塗膜ごと剥離する恐れがあります。その場合は、既存塗膜の除去や下地のやり直しが必要となります。

既存塗装面への施工をご検討の際は、現状の塗膜状態を確認したうえで最適な施工方法をご案内いたしますので、事前にお気軽にご相談ください。

ビニールクロス(壁紙)の上に塗装することはできますか?

状態やクロスの種類によっては施工可能ですが、仕上がりの質感という観点ではいくつか注意点がございます。

既存のビニールクロスの上から塗装できるかどうかは、クロスの素材や施工状態、経年状況によって判断いたします。

主に以下の点を確認します。
・クロスが下地にしっかりと密着しているか
・浮き・剥がれ・継ぎ目の開きがないか
・表面に汚れ・油分・ワックスなどが付着していないか
・防汚・撥水などの強い表面加工が施されていないか

これらに問題がなく、適切な下地処理を行うことで、既存クロスの上から塗装できるケースもございます。

ただし、ビニールクロス特有の凹凸や継ぎ目は塗装後もそのまま仕上がりに現れます。
ポーターズペイントでは、刷毛やコテによる表情、素材感や陰影を生かした仕上げを特徴としているため、既存クロスの状態によってはその魅力を十分に発揮しにくい場合もございます。

また、ビニールクロスは素材自体に伸縮性があるため、経年変化により塗膜にひび割れや剥がれが生じる可能性もございます。

そのため、質感を最大限に活かした仕上がりをご希望の場合には、塗装用クロスへの貼り替えや下地を整えたうえでの施工をおすすめしております。

既存クロスへの塗装をご検討の際は、現状の状態やご希望の仕上がりによって最適な方法が異なりますので、事前にお気軽にご相談ください。

珪藻土や漆喰の上に塗装することはできますか?

塗装できる場合もございますが、左官特有の質感が仕上がりに大きく影響いたします。

珪藻土や漆喰は、コテ跡や凹凸など、左官仕上げならではの表情がそのまま壁面に残る下地です。
そのため、既存の珪藻土・漆喰の上から塗装を行う場合、ポーターズペイントの質感というよりも下地である左官仕上げの凹凸や表情が強く現れる仕上がりとなります。
これはビニールクロスの凹凸が仕上がりに影響するのと同様に、繊細な質感表現を重視する場合には、意図しない見え方となる可能性がございます。

また、左官仕上げは経年により表層が脆くなっている場合もあり、粉落ちや劣化の状態によっては塗膜の密着性や耐久性に影響を及ぼすことがございます。その場合は、別途適切な下地処理が必要となります。

既存砂壁、聚楽壁の上に塗装することはできますか?

下地の状態を確認したうえで、塗装が可能なケースと難しいケースがございます。

砂壁や聚楽壁は、表面の砂や土が粉状に落ちやすいなど、比較的脆弱な下地であるため、そのまま塗装を行うと、塗膜の剥がれ・ムラ、早期劣化につながる可能性があります。

そのためポーターズペイントでは、以下の点を確認したうえで対応方法を検討いたします。
・表面の劣化状況(砂落ち・粉吹きの有無)
・下地の強度
・ご希望される仕上がりの質感や表情

上記を踏まえ、主に以下のような対応が考えられます。
・下地を固めるための下地処理を行ったうえで塗装
・既存壁を撤去・補修し、塗装用クロスなどの新たな下地を設けてから塗装
・状態によっては、直接塗装をおすすめしない場合

特に砂壁・聚楽壁は、見た目以上に下地の状態に個体差があるため、現地確認や写真による事前のご相談をおすすめしております。

仕上がりの美しさと耐久性を両立するためにも、まずは下地の状態を含めてお気軽にご相談ください。

マグネットが付く壁に仕上げることは可能ですか?

マグネットが付く壁は、一般的にマグネット対応塗料やシート、石膏ボード、鋼板などの下地を施工したうえで、仕上げとして塗装を行うケースが多く見られます。

ポーターズペイントは仕上げ材としてご使用いただけるため、マグネット下地の上から色や質感を加えることが可能です。

ただし、以下の点にご注意が必要です。
・塗り重ねが厚くなると磁力が弱まる場合があること
・凹凸の強いテクスチャー仕上げは、マグネットの保持力に影響する可能性があること
・マグネットの用途(掲示・装飾・実用など)によって適した仕上げが異なること

そのため、マグネットとしての機能性と仕上がりの意匠性のバランスを考慮した計画が重要となります。

設計段階であれば、マグネット下地の仕様選定から仕上げ方法まで含めてご相談いただくことで、機能性とデザイン性の両立がしやすくなります。
すでにマグネット壁が施工済みの場合も、現状を確認のうえ最適な仕上げをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

塗装可能箇所

水性塗料は外装にも対応していますか?

「水性」と聞くと、雨で流れてしまうのではないかとご心配される方もいらっしゃいますが、塗料は乾燥・硬化後には水に再び溶けることはございません。

ポーターズペイントでは水性でありながら優れた耐候性・耐久性を備えた外部対応の塗料があり、適切な製品選定と施工条件を満たすことで外壁への使用が可能です。
ただし、すべての塗料が外壁に適しているわけではなく、また下地の状態や立地環境(日射・雨風など)に応じた塗料選定および下地処理が重要となります。
外壁でのご使用をご検討の際は、条件に応じて最適な仕様をご提案いたしますので、事前にお気軽にご相談ください。

キッチンや洗面・浴室などの水まわりにも使用できますか?

シャワーや水が直接かかる浴室内、常時湿気がこもりやすく結露が発生しやすい環境、またシンクやコンロのすぐ背面など、水分や汚れが頻繁に付着する箇所については、塗膜の劣化や汚れの定着につながる可能性があるため、基本的にはおすすめしておりません。

一方で、水が直接かからない壁面であれば、水回り空間でも使用できるケースがございます。
例えば、洗面室やトイレの壁面、キッチンの腰壁やコンロから距離のある壁面、脱衣室などは、適切な換気が確保されていれば施工可能なことが多いです。

水回りでのご使用にあたっては、下地の種類や換気状況、使用頻度、またメンテナンスに対するお考えなどによって最適な仕様が異なります。そのため、設計段階や施工前のタイミングでご相談いただくことをおすすめしております。

用途や環境に応じて、塗装範囲の分割や他仕上げ材との併用も含め、最適なご提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。

サウナの中に塗装は可能ですか?

サウナの内部へのご使用はおすすめしておりません。
常時高温・高湿となる環境や、直接水がかかることが前提となる空間での使用は想定していません。
そのため、サウナ室内部といった箇所への施工については、耐久性および仕上がりの安定性の観点から、ご案内を控えております。

家具への塗装は可能ですか?

ポーターズペイントは主に天井・壁面への使用を想定した塗料ですが、条件が合えば家具への塗装も可能です。

■塗装しやすい家具の例
・無垢材や突板などの木製家具
・既存塗膜が弱い、または未塗装の家具
・棚・キャビネット・チェストなど、摩擦や水濡れが比較的少ないもの
これらは適切な下地処理を行うことで、素材感を活かした仕上がりが可能です。

■ご注意が必要なケース
・天板や座面など、頻繁に触れる・擦れる箇所
・水や油がかかりやすい家具(キッチンワゴンなど)
・メラミン化粧板、鏡面仕上げ、樹脂素材などの滑らかな下地

ポーターズペイントは表面を強固に保護する塗料ではなく、質感を楽しむ仕上げ材のため、使用環境によっては摩耗や汚れが生じる場合がございます。
家具への塗装は、素材の種類や使用状況によって適否が分かれます。仕上がりと耐久性のバランスを踏まえたご提案が可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

テーブルやカウンター天板に塗れますか?

塗装自体は可能ですが、基本的にはおすすめしておりません。

テーブルやカウンター天板のように、強い摩擦が加わること、水や油・調味料が付着しやすいこと、また日常的な拭き取りや衝撃が繰り返される箇所では、塗膜の劣化や風合いの変化が生じやすいためです。

条件によっては限定的にご提案する場合もございますが、その際もシミ・摩耗・色変化が起こる可能性についてご理解いただいたうえでの採用となります。

ご検討の際は、使用環境や用途を踏まえ、事前にご相談いただくことをおすすめいたします。

暖炉の近くでも塗装は可能ですか?

塗装は可能ですが、暖炉との距離や熱の影響範囲によって可否の判断が必要となります。

ポーターズペイントは、直接熱が加わる箇所や高温になる部位への使用は想定しておりません。

■使用可能なケース
・暖炉本体から十分な距離が確保されている壁面
・手で触れても熱さを感じない範囲
・輻射熱(じんわりと伝わる熱)の影響が少ない位置
このような条件であれば、暖炉まわりの仕上げとして採用される場合もございます。

■使用できないケース
・暖炉開口部周辺
・炉体に直接接する壁面
・表面温度が高くなる箇所
これらの部位では、変色・劣化・剥離の原因となるため使用はできません。

なお、暖炉の種類(薪・ガス・電気)や構造によって熱の影響範囲は大きく異なります。

そのため、設計段階において素材の使い分けや、タイル・石・金属などの耐熱素材との組み合わせを前提とした計画をおすすめしております。
暖炉まわりへの採用をご検討の際は、仕様や設計内容を確認のうえご相談ください。